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ユーフォニアムとカレーと仁義なき戦い
徒然なるままに
 こんな夢を見た。

 荷物を持って歩いてゐる。どこか郊外にでもゐたやうだ。都心に戻らうとして、連れ(まさぼんさん?)と電車に乘ったつもりが、私だけ逆方向に乘ってしまったらしい。隣の驛で降りたものの、反對方面への乘換が出來ず、さらに隣の驛まで進まねばならないと判る。續いてやって來たのは、電車ではなく、一人乘りのリフト。何の疑問もなく腰掛けたが、電車とは違ひ、ゆつくりと進む。

 足元を見たら、随分高いところを進んでゐることに氣が付いた。突然怖くなり、持ってゐた荷物の一つを落としてしまふ。5mくらゐ下の道路に、箱から飛出したゲルググ(ガンダムに出て來る)のプラモデルが散亂する。トラックが通ったら、木端微塵だ。右の方の土手には、荒れた敷地にドラム缶が積んであり、合間に小汚いプレハブのリサイクルショップが見え、樂器の音が聞こえて來る。次の驛で折り返して、立ち寄ってみようか。

 やがて、大きな川が見えてくる。県境だ。手前の土手には、町工場や倉庫がぎっしり。黒くすすけて見える。川に近づくと、風に吹きさらされ、一層怖くなる。お金の入った鞄をぐっと抱へ、リフトのポールにしがみついた。やがて、どす黒い川をゆっくりゆっくりと渡り始める。何ら遮るもののない足下と、向かう岸とを交互に眺めるが、こちらの願ひには關知なく、同じスピードで、ゆっくりリフトは進む。いよいよ恐ろしくなったとき、工事現場の渡しのやうな金属の板がすぐ下に見えた。長年放ったらかしにされ、頼りない作りだが、少しは氣が落ち着く。

 川を渡ってすぐのところに、驛はあった。驛からは、昔ながらのこぢんまりとした商店街が續いてゐる。學校歸りの女學生、爺さん婆さんが反對の乘場に竝んでゐる。この人達もリフトに乘ることがあるのかと、心配になる。今度はリフトではなく、路面電車のやうな車輌だ。私はもう一度リフトに乘らうとして、一台見送る。次に來たのはゴンドラのやうな小さな車輌。仕方なくこれに乗って、都内に向ふ。

 途中まさぼんさんと再會し、一緒にへいさんのお宅へお邪魔する。何か大事な用があってここまで來たのだが、何だったかが思ひ出せない。へいさんのお子さん(やんちゃな男の子二人)が部屋の中を走り回ってゐるのを見てゐるうちに、うちうやむやになり、目が覺めてゐた。

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