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ユーフォニアムとカレーと仁義なき戦い
徒然なるままに
さあ切れ! パンサー皇子
 アニメとか声優さんとかには興味がないのですが、ある日、車のラジオで流れてきた音楽が耳にとまりました。懐かしいTVヒーローソング風で「海が〜大地が〜」、と始まります。私もTVヒーローもので育った世代です。大抵の曲は聴き覚えがあるのですが、これは覚えがありません。ん、こんな曲あったかな、と思ひながら聴いてゐると、そのうちバックコーラスが「切腹〜切腹〜」と爽やかに連呼するあたりから様子がをかしくなってきます。歌詞は滅茶苦茶なんですが、かっこいい曲で妙に耳に残って困ってゐます。知らないうちに「腹を〜切れ〜」なんて合唱に加はってゐるから怖いです(笑)。

 調べてみたら、「架空の特撮ヒーロー」の主題歌なんださうです。

 ここで試聴できます
   ↓
開拓パンサー皇子 さあ切れ!パンサー皇子 by 鈴村健一

 買ってみようといふ方はこちらでどうぞ
   ↓
「鈴村健一の超人タイツ ジャイアント」 みんなが選ぶヒーローソングセレクション  [Maxi]

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

披露宴の選曲
 披露宴當日にかけた音樂。

【新郎新婦入場】
 R.Wagner/R.Cailiet ローエングリン「エルザの大聖堂への行列」 F.フェネル/イーストマン・ウインド・アンサンブル

【ケーキ入刀】
 O.Respigi 交響詩「ローマの松」ボルゲーゼの松 H.カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー

【新婦退場】
 J.S.Bach/R.Cailiet 「カンタータ147番」 E.オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

【新郎退場】
 P.A.Grainger 「コロニアル・ソング」 山下将矢/アーサー・シンフォニック・ウィンズ・トーキョー

【お色直し入場、ちびっこから花束、お返し】
 J.S.Bach 「G線上のアリア」 E.オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

【余興】
「What A Wonderful World」 新婦従妹獨唱

【新婦の手紙】
 P.Mascagni カヴァレリア・ルスティカーナ「間奏曲」 E.オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

【お開き】
 R.Wagner/R.Cailiet ローエングリン「エルザの大聖堂への行列」 F.フェネル/イーストマン・ウインド・アンサンブル

【開宴前・歓談中】
 C.Debussy/Busser 「小組曲」 E.アンセルメ/スイスロマンド管弦楽団
 C.Debussy 「牧神の午後への前奏曲」 F.ブラン/ギャルド・レ・ピュブリケーヌ音楽隊
 P.A.Grainger 「カントリー・ガーデン」
        「ヒル・ソング第2番」
        「デリー地方のアイルランド民謡」
        「岸辺のモリー」
        「羊飼の呼び声」
        「メリー・キング」
        「ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ」
         リンカンシャーの花束より「ホークスト-農園(守銭奴とその召使い)」
         リンカンシャーの花束より「元気な若い船乗り」
         T.レイニッシュ/イギリス王立北音楽院ウインドオーケストラ

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

渋谷区青少年吹奏楽団 第30回定期演奏会
 渋谷区青少年吹奏楽団第30回定期演奏会リハーサル風景

 毎年3月26日になると、特別な感情が湧き上がります。私が高校を卒業するまで所属してゐた渋谷区青少年吹奏楽団の「定期演奏會の日」なのです。ここ15年ぐらゐは、土曜か日曜の開催でしたが、今回第30回を迎へた定期演奏会は、再び3月26日の開催でした。所は渋谷CCレモンホール(私には「渋谷公会堂」の方が馴染みがあるのですが)。

 自分の息子や娘といってもいいくらゐの子供らに混じって、久しぶり(5年振りくらゐ)にお手傳ひさせて頂きました。ユーフォニアムは6人もゐるので、トロンボーンを演奏しました。といっても、クラシック用の樂器は持ってゐないので、ビッグバンドで使ってゐたキング3Bに、大きめのマウスピース(バック5G)をつけての演奏。それでも、ffでアクセントとなると、カキーンと音が張ってしまひますが、まぁ仕方がないです。

 近年恒例のゲスト演奏(この樂團の卒團生)は、クラリネットの三界秀美氏(東京都交響楽団首席)。當團一期生ださうです(私は七期あたり)。曲目はウェーバーの小協奏曲。ソロは勿論、小編成の響きがまた良かったです。といふよりも、なんと言ひますか、曲の格が違ひすぎると感じました。A.リードの曲も、これはこれでいいのですけれどね。私は降り板でしたが、響きに浸りながら、うらやましく聽いてゐました。

 あまり知名度のない樂團なのですが、卒團生には、プロとして活躍する人が結構ゐるのです。三界さんの他にも、

 バストロンボーンの野々下興一君(フリー)
 トランペットの奥沢大輔君(ディスニーシー、フリー)
 ギターの新井伴典君(在團當時はクラリネット)
 テノール歌手の大久保憲君(在團當時はトロンボーン)

他、音大等を卒業して、音樂隊やソリスト、指導者、フリーとして活躍する者がゐまして、當團の講師となった者(フルート、クラリネット、トランペット)もゐます。面白いことに、最初から上手かった奴もゐるにはゐるのですが、どっちかと言ふと、「コイツ、高校卒業したら、もう樂器なんかやらないだらう」と思ってゐたやうな輩に、プロとして活動してゐる者が多いのです。もしかして他にやることなかったのでせうかね。

 會場には野々下君も來てくれまして、「先輩、いつのまにトロンボーンになったんですか」と突っ込まれました。1部終了後に樂屋に來たので、2部は彼の耳を意識する羽目になってしまひました(笑)。野々下君はスタジオでも活躍してゐるので、映畫のクレジットで彼の名前を見つけて驚くことも屡々です。數年前、「海猿」と「ローレライ」でやられました。映畫はつまらなかったけれど、彼のプレイがよかったことが記憶に殘ってゐたりします(笑)。

テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

「大砲」使った自衛隊コンサート
 「大砲」使った自衛隊コンサート 朝霞訓練場で20日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000941-san-soci

 3年前にも実演されたやうですね。「今回は楽譜に忠実に、4門の105ミリ榴弾砲(りゅうだんほう)で曲中計29発が発射される。」とあります。

 また、ベートーベンの「ウェリントンの勝利」も演奏されるさうで、「現在の自衛隊の銃では音響が軽く演奏が成り立たないため、作曲当時の射撃音に近い旧式のライフルを使用する。」さうです。

TubamanShow LIVE!
TubamanShow


 行ってきましたよ、片道5時間かけて。

 何で行ったのだらうと、自分でも不思議だったのですが… ユーフォニアムやテューバとなると、演奏してゐる人がどんなに「素晴らしい樂器なんです!」とツッパっても、見た目が不格好で、そんなにパッとした音色でもなく、一般の人の好む世界からは、かけ離れてゐます(否定してゐるわけではないのに、かういふことを言ふとすぐ機嫌を損ねる人が多いのも、この世界の特徴だと思ひます)。その樂器で音樂を奏で、どうやって人を樂しませるのか、といふことに、とても興味があったのだと思ひます。

 何年か前ですが、日本ユーフォニアムテューバ協会主催の、「ユーフォニアム・テューバクリスマス」に參加した際、とても印象に殘ったことがありました。宣傳も殆どされず、極度に内輪の催しなのですが、ユーフォニアム・テューバを専攻した人達だけはウジャウジャとゐます。入れ替はり立ち替はり、次々に團體(殆ど音大關係者)が曲を奏でるのですが、どうも會場は音樂を聽くといふ雰圍氣ではないのです。同業者の耳といふのでせうか、「あ、ここ難しいのによく出來たな」「あ、やっぱりここトチった」とかで、顏を見合はせてゐるのです。この雰圍氣、致し方ないものなのでせうか。これだけ澤山の演奏者が集ってゐるのに、音樂が見當たらない異様な空間。演奏する方も聽く方も、音樂を樂しまうとする雰圍氣ではなかったのが、強く印象に殘りました。

 話が少し逸れましたが、何といふか「樂屋落ち」をやられるといふのが、私は藝の中で一番苦手なのですね。わかる人にしかわからないといふネタです。

 もし、これだけ狭い世界で笑ひを取らうとすると、樂屋落ちに陷りさうなもの(この界隈で有名な曲のパロディーだらけとか)ですが、TubamanShowはそんな姑息なことはしませんでした。シラーっとしたトークから一轉、ブルーでポップでファンキーなプレイに突入。曲が終はれば、立ち上がってポーズ。これ、回を重ねれば重ねるほど、ジワジワと笑ひがこみ上げてきます。

 面白いことでも、あんまり驚かされると、人間笑へないものです。「次はきっとかうやるだらう」といふ豫兆が、クスクスといふ笑ひを誘ふものです。そして、「やっぱりやりやがった」となって、安心してゲラゲラ笑ひだします。この持續が出來さうで出來ないものです。これを出來るのがお笑ひ藝人なのだと思ひます。マギー司郎さんなんかは、その道の天才だと思ひます。今や、ステージに出て來ただけで笑はれます。あそこまでたどり着くのは、竝大抵では出來なかったでせう。

 TubamanShowも、この道を突き進んで行けば、いづれはさうなるのではないかと思ひます。兎角、ユーフォニアムとテューバといふ、不格好で不器用さうに見える樂器を、格好良く見せることに躍起になりがちなものですが、見た目の通りうんと格好惡く、でも笑ひも音樂も、藝はセンス良く、お客さんに「ああ、今日來てよかったな」と思はせるステージを繰り廣げる、これも一つの藝の道なのではないかと思ふのです。それは、誰に迎合するでもなく、お客さんがユーフォニアムやテューバを知ってゐるか知らないかに關係なく樂しめる世界だと思ひます。パンフレットもセンス抜群です。自分の勉強した成果を人に見せるのではなく、人を樂しませることに苦心を拂ってゐるのだと思ひます。

 次は4/2、東京に殴り込みですね。TubamanShow、應援してますよ!

 スケジュールはTubamanShowのサイトをご覧下さい。え?まだ載ってない? ありゃ

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽